飼い猫に足首を噛まれた話
2019年7月25日
早朝4時ごろの出来事。
うちには4にゃんおりまして、全ておとこのこなんですけど
そのうちの2にゃんがものすごい勢いで闘っておりまして
うるっさいなぁ……と思い、ベッド(という名のソファー)からわたくしがリビングの床に立ち上がった瞬間に
1にゃんから
ガバッと
ガバッと
右足首にしがみつき噛まれたのです
あぁ、いってぇ……やられたな〜〜…くらいの気持ちで
マキ●ンと綿棒で消毒しました。
ちまちまやるのも面倒だったので
ドバーーーっとマ●ロンをぶっかけて
またそのまま寝ました。
普段なら、引っ掻かれた・噛み付かれたなら
洗面所で洗い流してから
マキロ●で消毒して
ゲンタシ●塗り塗りして、ってやるんですけど
早朝だったし
メディキュッ●履いてたし
脱ぐのも面倒だし
消毒したからまぁいっか、みたいな感じで。
6時、起床していつものように出勤準備して
運転1時間半かけて
いつものように
いつものように出勤しました。
その日は研修だったのでひたすらのデスクワークでした。
11時ごろ、右の脇の下あたりの肋間がじわっと痛み出しました。
なんだろうこの痛み。肋間神経痛かなやっぱり歳には敵わんな〜〜と思いながら、
そういや右足首は捏ねたかな?なんか痛いな?となってきました。
12時、お昼ご飯を食べたときです。
なんか足首痛いんよ、そういや今朝、猫に噛まれてね〜〜って話をしながら、食事後にトイレに行きました。
洋式トイレに座って用を足し、立ち上がろうとしたときです。
右足全てに力が入らず、膝の裏まで痺れがありました。
どうにか廊下の壁を這うように研修室に戻ったとき、ドアを開けられず、そのまま……
緊急で大きな病院に行くことになりましたが、運悪く午後の診察は14時から、とりあえずロビーで待つことに。そのときはもう車椅子に乗っていました。
そのときの右足はこんな感じ
腫れてる…というか、肥えてるくらいの感じです。
でもとにかく激痛でストッキングも膝までのやつでよかった、全部脱ぎたかったんですけど、膝も曲がらない状態のままロビーで待ちました。
看護師さんが来て
「破傷風の注射をまず打ちますね。動物に噛まれたり虫に刺されたときも同じです。念のための処置となります。筋肉注射なので痛いです。我慢して下さいね」
……早口か。。。
「ね」の時点でもうもう左腕の上腕二頭筋はむき出しにされてブサッと筋注されました。
筋注されてる左腕の上腕二頭筋も痛いけどとにかく右足首が痛い早くどうにかしてくれ…
ようやくDr.登場。
わっか!!!!若いイケメンDr.やないかい!!!
マスクしてるけど確実にイケメンです。
目黒蓮がマスクしてブルーのDr.ウェアを着ている様を想像して下さい……
ただ、その目黒蓮が放った言葉が
「あー……とりあえず消毒して、抗生物質出しますから1日3回7日間きっちり飲んでください」
「消毒しますね」
滅菌の四つ折りガーゼをサクッと取り出し、ゴム手袋をして、
ハイポアルコールをダバダバとガーゼに浸し
それで傷口をさわわわわわわっと拭いて
終了。
去ろうとするDr.に
「これだけですカッ?!!!むっちゃ痛いんですよっ?!!!どうしたらいいんですカッ?!!!歩けないんですけどっ?!!!!!!!」
と言うと
「あー……痛いですよね、痛み止めとか飲んでます?一応出しますね。ロキソニンでいいですか…」
「切ったりとかしなくていいんですカッ?!包帯とか湿布とかないんですカッ?!!」
「傷口を覆うといいことかありませんから」
「………ほかに訊きたいことあります?」
「翌日も痛くて心配なら、ご自宅近くの外科に行ってみてくださいね」
マスクの下はもう絶対目黒蓮が呆れていました。
くそぅ…………
ただその日に限って、大切な仕事も残っていたので19:30まで仕事して、また1時間半かけて運転して帰宅しました。
そのときはこんな感じ。
少し赤くなり、腫れていました。
もらった薬はこちらの2つ
翌日7月26日の朝です
完全にパンパンに腫れて赤いです。
自宅近くの外科に行きました。
これまでの事情経過を話し、
それを聞きながら
にこやかに微笑む老医院長。
金持ちの微笑み……
昨日の処方箋を見て
「これ以上出せる薬は無いよ〜〜いい薬もらってるよ〜〜頑張って飲んで〜〜でも痛み止めは消炎鎮痛剤でもあるから抗生物質と同じように1日3回飲んでいいよ〜〜」
「そんなに痛いなら注射するよ〜〜」
と、足首に局所麻酔を3本打たれました。。。
気絶するかと思う程度には激痛でした。
血がドバドバと出ました…出たというか噴き出ました…
「すぐ痛くなくなるよ〜〜ほらもう痛くないはずだよ〜〜」
「いや、激痛っすよ……」
「あはははははははははは」
「だったら表面麻酔もしようね〜〜」
とキシロカインゼリーを塗りたくる老医院長……
そして私の足はこうなりました。
大事な仕事その2がこの日は待ち構えていたので、また1時間半かけて職場へ向かいました。
仕事を終えて帰宅。
包帯の範囲からはみ出る赤み。
とにかく痛い。歩けない。
包帯を取ってみました。
エグい。エグすぎる。。。
とりあえずされたであろうイソジン消毒の跡…
「温めるとダメだよ〜〜シャワーだけにしてね〜〜」と言われていたのでもちろんシャワーだけ済ませました。
翌朝、そう今朝です
まだ赤いです。
トイレに行くのもひと苦労です。
腫れは少し引いて、表面の皮膚はシワッとなりましたが激痛は変わりません。
とにかくもらった抗生物質と、あとは痛み止めのロキソニンを飲みきり
こうして足を少し上げてひたすら横になる土曜の休日です。
用事があったので夕方は実家まで運転しました。片道15分ほどです。
帰宅からのこれです。赤みが増しました。
シャワー後のこれです。
だんだんと赤黒くなってきました(足首上あたりはスマホの影です)
「猫に噛まれた」で検索すると
パスツネラ症と出てきて、
小さな傷口を切開して膿を出し中を消毒液で洗浄する、というものがありましたが、私の場合はそこまではされませんでした。
噛まれてすぐに流水で洗わなかったから、という自己処置の悪さのせいというのもありますが、
完全室内飼い猫からの傷でここまでとは……と思うところから
なんとなく心当たりがあります。
実は私を噛んだこの猫ですが、
ちょうど1ヶ月ほど前に
庭に来ていた野良猫さん目掛けてリビングを飛び出し、大乱闘の末に、その野良猫から噛まれて
右足首が腫れて歩けなくなりました。
病院で注射を打ってもらって事なきを得たのですけど、
もしかしたらその野良猫さんから もらった菌をまだ保菌しているのかもしれません。
もちろん、完全室内飼いとはいえ、いろんなバイ菌が猫の爪や口腔内には沢山いると言われています。
どんな小さな傷でも、とにかくすぐに洗い流すということが大切だと思い知った出来事でした。
ちなみに
完治には3週間から1ヶ月ほどかかるそうです泣
左の猫です(笑)普段はおとなしくて可愛いんですよ……
ムカデやハチに刺されたときも同様に流水でよく流してからすぐに外科に駆け込むこと
と、病院から言われましたのでみなさまのご参考になれば幸いです
〜〜〜追記
本日7月29日
痛みも変わらず
腫れもまだあるので
違う病院(整形外科形成外科)に行ってみましたところ
からの
からの
即入院となりました。。。
とほほ